・色相が鮮明である
・湿潤堅ろう度(水、洗濯堅ろう度等)が良好である
・染色操作が比較的容易である
・一般に溶解性が良好である
・白抜き、着抜捺染に広い範囲で応用可能である
DYESTUFF-LIST 染料一覧
反応染料
用途・特徴
未シルケット綿・シルケット加工綿・レーヨン(ビスコース・キュプラ)等のセルロース繊維、羊毛・絹・ナイロン等のポリアミド繊維、ポリエステルと綿、ポリエステルとレーヨンなどの混紡・交織品の染色及び捺染用として極めて重要な染料です。
長所
短所
・塩素堅ろう度の弱い染料が多い
・耐光堅ろう度および汗耐光堅ろう度の弱い染料がある
・ジクロロトリアジン系などの一部の染料において染色物が経時変化し、湿潤堅ろう度が低下することがある
・吸尽染色法では、染着率が低い為に、排水着色が大の染料が多い
・吸尽染色法では、大量の塩を使用する
・直接性が低い為に浴比の影響を受けやすく、大浴比(混用品の染色など)の染色には不向きな染料が多い
主な取扱製品
- Reactive Colors
- ReactiVe Turq, Blue G 100%
- Reactive Black GR
- Reactive Black B
直接染料
用途・特徴
レーヨン(ビスコース、キュプラ)、木綿、麻等のセルロース繊維、絹、羊毛、ナイロン、再生蛋白繊維、ポリビニルアルコール繊維及びこれ等の混紡品、交織物の染色の染色ならびにパルプ、皮革等の染色に使われます。このほかセロファンの染色、インキの原料に利用されます。
直接染料は、その性能、用途面から、一般直接染料、高級直接染料、後処理直接染料に分けられます。
一般直接染料
日光、湿潤に対する堅牢度が低く、セルロース繊維の染色よりもパルプ、絹、皮、雑貨等の染色に使われます。
高級直接染料
日光、湿潤に対する堅牢度が比較的良好な染料で100%セルロースの染料、ポリエステルとセルロースの混紡品のセルロース側の染色に使われます。
後処理直接染料
特殊な後処理によって、堅牢度の向上を計る染料です。銅後処理直接染料が市販されています。
おもな取扱製品
- Direct Colors
- Direct Fast Yellow R
- Direct Fast Scarlet 4BS-N
- Direct ScarletB New
- Direct Bordeaux B
- Direct Fast Brown 308
- Direct Fast Brown BRS
- Direct Brown M
- Direct Dark G1・een B
- Direct Gleen B
- Direct Deep Black EX Conc
- Direct Black BHK
- Direct Black BRC
- Direct Fast Black B 160%
酸性染料
用途・特徴
高い湿潤堅ろう度を要求されるような羊毛のトップ又は羊毛糸等の先染め分野や均染性の要求される毛織物の後染め分野に適しています。又、ナイロン染色にも適しています。
酸性染料を配合して使用する時は、同じ性質をもった染料同士を配合し、pHを適切に調整する事が望ましいのです。均染性の良い染料と悪い染料を配合して使用した場合は、染着速度がそろっていないことや均染性が異なることから、むら染め、表面染着及び色合わせ困難等の問題が発生します。
おもな取扱製品
- Hudacid Colors
- Hudacid Red PG・Hudacid Mill,Red GRS
- HudacidMill,RedRS125%
- Hudacid Mill,Blue SE
- Hudacid Fast Violet 3GF
- Hudacid Cyanine Green G
- FD Acid Colors
- FD Acid Yellow 3GF
- FD Acid Orange RF
- FD Acid Red GRF
- FD Acid Red GLF
- FD Acid Blue GRF
クロム染料
用途・特徴
酸性染料は、一般にクロム染料といわれ、主に羊毛の染色に使用されます。深みのある色相と高い堅ろう度に特徴があります。最近の羊毛製品の高級志向により、堅ろう度に対する要求も一層強くなり、クロム染料の重要性が高まってきています。なお、クロム染料は染色に重クロム酸塩を使用するので、クロム排水が環境問題として注目されたが、重クロム酸塩の使用量の削減や排水の公害処理設備が整備され問題が少なくなっています。
この他には、絹の染色やナイロンの染色にも応用されています。ナイロンにおいては、主に濃色とくに黒や紺や茶系統の色相に使用されることが多いです。
おもな取扱製品
- Hudachrome Colors
- Hudachrome Yellow MD
- Hudachrome Orange GR 100%
- Hudachrome Red GC-N
- Hudachrome Brill,RedVI/
- Hudachrome Brill, Red A
- Hudachrome Brill,Red B Cone
- Hudachrome Bordeaux HS
- Hudachrome Scarlet BRS
- Hudachrome Pure Blue B
- Hudachrome Green F
- Hudachrome Black P2B-s
分散染料
用途・特徴
分散染料は、主にポリエステル繊維染色用として使用されていますが、ポリエステル繊維以外の疎水性合成繊維の染色も可能です。
各種合成繊維に対する分散染料の使用範囲及び特徴は以下の通りです。
ポリエステル
レギュラータイプのポリエステル用染料としては、実用的には分散染料のみが使用され、淡色~濃色の広い範囲に渡って色落ちしにくい染色が可能です。
アセテート
分散染料、カチオン染料によって染色可能ですが、実用的には分散染料が使用されます。
(アセテート用分散染料)
トリアセテート
分散染料により淡色~濃色の広い範囲に渡って色落ちしにくい染色が可能です。
(ポリエステル用分散染料を主に使用)
ナイロン
主に酸性染料が使用されますが、均染性を要求される分野(フィラメント製品、淡色染色等)には分散染料も使用されます。ただし、ナイロンに対する染色性の良好な分散染料を選定する必要があります。
アクリル
主にカチオン染料が使用されますが、淡色染色には分散染料が使用されることもあります。
ただし、アクリルに対する染色性の良好な分散染料を選定する必要があります。
おもな取扱製品
- Disperse Black B5
- Disperse Black BKKN 200%
- Disperse Black D-2 200%
- Disperse Black No.4
- Disperse Blue FWG
- Disperse Blue GLBL
- Disperse Blue SE-RPD
- Disperse Blue SE-RPD(T)
- Disperse Blue Z-GRLN 200%
- Disperse Blue ZM22N 200%
- Disperse Dark Brown 157
- Disperse Grey No.2-52
- Disperse Red Z-BWL(N) 05
- Disperse Rubine F-2 80%
- Disperse Rubine Z-BLN
- Disperse Yellow 5R-SE
- Disperse Yellow ANY